So-net無料ブログ作成
検索選択

大人のための鑑賞教室・6月 [★伝統芸能]

■国立劇場

DSCN5633.jpg

 

先々週の日曜、ほぼ満員!
演目は俊寛、演者は中村橋之介、成駒屋!!です。

①解説 

②本劇

という順で①と②の間に休憩が20分あります。

syunkan-omote[1].jpg
DSCN5618.jpg

DSCN5620.jpg
↑休憩コーナーで買ったきんつば(笑)

 

いつも一万円台の席が3000円台というのが魅力ですよね。

初めて行きましたが、第一部の「歌舞伎のみかた」では、鳴り物の太鼓、浄瑠璃・三味線での表現の方法やその役割、俊寛の粗筋を教えてくれるし、第二部の演劇中は浄瑠璃の字幕がでるので凄くわかり易い。


和太鼓で海に波が打ちつける音、水が川から海に合流する音、雫が落ちる音・・・俊寛に関しては全て「水」を表現するという様を実演してくれました。場面によっては雷にも聞こえそうでした。

解説はこの日二十歳になった大谷廣太郎さん、若いのにしっかりとした話ぶり。
やはり普段から人前は慣れているのでしょうか。

立ち回りの実演は養成学校を卒業、今度デビューする方たち。

途中、大谷さんによる研修生へのインタビューが始まりましたが、かたや24歳、かたや20

子供の時から受けや立ちとして仕込まれてる側と、物心ついてから目指す側と一生主役になれない格差を感じた

 

しかし観客は、歌舞伎素人どころか、通ばかりだったように思うがこれ如何に?
着物率もいつもより高かったし。着やすい時期?それともたまたま?

しかも私が観劇した中では一番の「大向こう入り」で、「成駒屋!」が1階からもバンバン飛ぶ飛ぶ。大いに楽しかった。

 

俊寛は歌舞伎の題材になった実話としては、一番知ってる話だった(何故なら教科書に載ってたから)。
孤島においてけぼりにされ船に追いすがる挿し絵が酷く苦しげで、若いながらもこんな辛いことはあるかな、と記憶に刻まれた話だった。
歌舞伎の近松門左衛門編では、俊寛は身を切る思いで島に残る事を選ぶけど、最後の中村橋之助の悲痛な叫びといったら…。

見ているこちらも身をよじるような苦しみを味わった気がします。

橋之助以上に熱演だったのは、浄瑠璃・三味線のお二人(途中交代したので四人ですかな?)。
時に喘ぎ、時に激しく、顔を真っ赤にして、正座からそのうち立ち上がって舞台にあがってしまいそうな迫力。
正座といえば、よく正座でマイクなしで会場に響き渡る声を出せるものですよね。
いやぁ素晴らしい。

 

併設している『伝統芸能情報館』では、『菅原伝授手習鑑』を特集していました。
1階のギャラリーはスペースもそれほどではなく、ロングスツールが置いてあるので十分目がいい人なら座りながら鑑賞できます。
歌舞伎鑑賞の前後に入る分には、情報量も多すぎず少なすぎず手頃でした。

入り口のスペースには豊富なリーフレットが置いてあり情報収集もでき、パソコンでは歌舞伎クイズやアーカイブを閲覧できるので、復習する人も予習する人も、どんどん活用したらいいと思いました。

ただ、場所がな・・・。正面入り口側ではないので、スルーする人も多いでしょうね。勿体無い。

 

DSCN5622.jpg
↑舞台までの距離感

DSCN5632.jpg

DSCN5652.jpg
↑お土産のくまどり飴。金太郎飴本店が製造してます!

nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 1

やぶひび

はじめまして。
楽しく読ませていただきました。
by やぶひび (2012-06-23 18:48) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

メッセージを送る

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。