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すみだ北斎ミュージアム [★和の催し]

●HP…http://hokusai-museum.jp/

続いて昨年11月に開館した【すみだ北斎美術館】へ。
入場券を求める待機列が外に飛び出していました。
「入場券はこちらです」と係が言っていても特にコンビニやプレイガイドでは前売りは買えないようなので、既に入場券を持っている列はないようでした。

事前に知ってはいましたが、建物の外観、私はダメ。
せっかく北斎なのに、和風にできなかったのか?
長屋や古民家とまでは言わずとも、『江戸東京たてもの園』にあるような、和洋折衷な物でもいいのに。せめて高橋是清邸のような。まぶしいくらいのピッカピカの建物は、旧津軽藩邸の公園敷地内にあり、ブランコや砂場などの遊具ともミスマッチ。

もちろん江戸城のような建物でもミスマッチだと思うから、思い切って遊具も木製などにしたりして、景観を一致させても良かったのではと思う。それだったら【江戸NOREN】と相乗効果も期待できるのに、と思うのは私だけでしょうか。

また、他のブロガーさんも書いていましたが、動線が悪く、企画展は4階と3階に分かれています。
4階から先で3階が後なので、常設を見るためにまた四階に戻らなくてはなりません。
(※企画展のチケットで常設も鑑賞できます)

地下にロッカーがあるのですが、そこへ続く螺旋階段は幅が狭くとても急旋回で、そのため内側がとても狭く人一人すれ違うのがやっとです(エレベーターでもいけますので、足の悪い方はそちらをおすすめします)。
3、4階のトイレも狭く、内開きなのですが便器の前に立つとドアとの隙間がわずかしかありません。
身を引かなければなりません。地下のトイレは広いのでそちらをおすすめします。
有名な建築家ということですが、不自由を感じる設計でした。

■企画展【北斎の帰還】

いきなり批判になってしまったので本題に戻ります。
第1章「北斎の描いたすみだ」では、美術館のある両国の風景と重なって、江戸の情景が目に浮かぶようでした。
『隅田川八景』では、絵によって現在は埋め立てられた土地がはっきりとわかって、「ここは昔川だったんだなぁ」などと思いにふけります。原はぽっかりと浮かぶ島のようですね。吉原に続く一本道が非常に幻想的。

特に三囲神社はよく登場するので、本当に地元に愛されていた風景なんだなぁと思います。
江戸三座のある待乳山聖天も頻繁に描かれます。境内は江戸浅草界隈では高い方だったのでしょうね。鳥瞰図で頭だけ出ている姿もよく描かれています。

「幻の絵巻」、『隅田川両岸景色図巻』では、上記の情景がたっぷり堪能でき、北斎と一緒に本所~浅草を散策しているような気分になります。

里帰りした肉筆画以外は、刷りの状態があまりよくないものが多々ありました。
『ひゃく物語 皿屋敷』などはその一例だと思います。それも含めて浮世絵の歴史・事実だと思うので、褪せた色も味の一つですね。

江戸の風景とともに、蛇や龍、鮟鱇などの動物の描写も秀逸。
私、自然を愛でる気持ちが滲み出ているような北斎の描く動物たちが大好き。
北斎漫画の一部も展示。人間、動植物の描き方指南、風景の手引きなども手がけ、イラストの教科書のような人ですね~。
ちなみに北斎の著書の全てはデータベース化され、常設展のタッチパネルで全て閲覧することができます。

●常設展


常設展は、ワンフロアで20数点くらいしかなかったんじゃないだろうか。
解説はタッチパネルで読みますが、四つ一組ぐらいの情報と解説が一つに入っているので、誰かが操作していると読めない仕様。とはいえ企画展より人はいないので、タッチパネルが空くまでにそれほどは待ちませんでした。

北斎の年齢ごとに作品を展示しているので、彼の多彩ぶりがよ~~くわかります。
前述しましたが全著書を閲覧できるのがいいですね。
中央にある北斎クイズは、皆夢中で操作しているので、閉館までに触ることはできませんでした。
企画展の「富嶽百景」の赤富士と「百ものがたり 皿屋敷」がだぶっていました。
浮世絵は褪せていく物なので、同じ刷り物をいくらでも収集しておくことはいいと思います。

ちなみに北斎の母親は、あの吉良上野介の家臣・小林平八郎の孫であるという。小林平八郎は敵方とはいえ歌舞伎でも扱いが大きく「敵ながらあっぱれ」という扱いを受けている立派な侍ですね。晩年、北斎自身が周囲に語っていたそうです。

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↑常設入り口にある、復元された北斎の奉納額。再生ドキュメンタリーも上映


●ミュージアムショップ


企画展の本だけでなく、富嶽三十六景などの本の取り扱いをもっと増やして欲しいなぁと思いました。
土産物は墨田の職人などが扱う品物があり、江戸NORENとちょっとかぶります。
また江戸NORENでも北斎クッキーなどを扱っていました。連携をとっているようですね。
区が運営していることもあり、飲食店などは利権が絡むから併設しなかったのでしょうか。
甘味処や食べ物屋などがもっと増えて、町全体がどんどん活気づいて欲しいなと思います。

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↑頭巾を被ったふくろうが可愛らしい

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↑富士山をイメージしているのだろうか


江戸NOREN

2回目の江戸NOREN。今回は東京の蔵元の造る日本酒を気軽に頂ける【東京商店】と、【居酒屋 源ちゃん】へ。
300円の自販機で色々飲めて面白い。つまみは店内で購入できて、酔わないようにちゃんと水の用意もあります。
源ちゃんはいつもの「ちょい飲みセット」で安心価格。江戸NOREN、癖になりそうです。

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