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銀之塔 [老舗飲食店・和のお店]

◎伝統の定食風ビーフシチュー

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http://www.ginnotou.shop-site.jp/index.html

グラタンとシチューだけを提供する店。
定食の体裁なので、味噌汁、オカズ三品、ご飯(おかわり自由)がつき、お箸で頂きます。

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シチューは口に含むと、どこか不思議な香がする。ローリエだろうか。
最初は至極あっさりしているが、熱が冷めるほどコクが感じられた。
肉も野菜も箸を入れるとすぅーと通る。
見ためほどしつこくないので、何杯でも食べることができそう。

グラタンは小振りにみえて意外と深い。ご飯で頂くのでマカロニは入ってない。
ドロンとしてクリーミーだが、舌の上では塩ッけが最初にやってくる。
懐かしいような不思議な味。西洋風ではない、いかにも日本でアレンジされたような味付け。

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どれも美味しいとは思うが全体的に洗練さはない。
変わらない味を変わらないスタイルで提供し続けることと、世の中に順応することの難しさを感じる。
そこで問題になるのはやはり値段だろう。
確かに美味しいが、値段に見合うかどうか。

古めかしい蔵の内装は素敵。ずっとこの風情でいてほしい。
ただ設備は新しいとはいえないので、エアコンの近くだと暖房がついていたのに風がもれてきて寒かったですw


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共通テーマ:グルメ・料理

銀座三越「歌舞伎展」とソニービル「4K歌舞伎」 [★伝統芸能]

■銀座三越

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〈GINZA KABUKIZA〉を手がけた清水建設の社報から主に抜粋された写真が多数。(社報が欲しい!)
歌舞伎座閉館~建替えの様子をつぶさに報告&ディティールを検証。
建築の目線から歌舞伎座を切り取る。これもまた面白し。
風邪やインフルエンザが流行らないように楽屋の空調はつながっていないらしい。
立派な床の間まである楽屋はまるで旅館の一室のよう。
奈落の仕掛けは見ていてぞっとするくらい。ここには誰も決して落ちてくれるなよ、と祈る。
軒丸瓦の鳳凰柄は一つだけ「逆さ鳳凰」があり、これを見つけると幸せになるらしい。

4代目歌舞伎座と酷似しているのは、「あまりに完璧すぎて変えるのが嫌になった」からだそうです。
完成された様式美をわざわざ壊すことが無駄だと。建替え=デザインを変えることではないのですね。私もそう思います。


■ソニービル

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SONYの新技術「4K」で歌舞伎を撮った企画をセレモニーの後で見に行った。
勘九郎と猿之介の二人の演目を約二十分。
勘九郎は義経千本桜の渡海屋・大物浦、勘九郎は同じ千本桜で川連法眼館の場。

映像…は、はっきりいって現在の最高品質の物との違いがあまりわからない(笑)。
なんというか、鮮やか過ぎてもう人間の目には捉えきれないのかもしれない。

ただ、液晶にありがちな平面さは消えて奥行きが物凄く感じられる。

勘九郎はべた褒めだったけど、猿之介は一味違う。
「あんまり凄さを感じなかった。それが凄いんじゃないですか。どれだけ作り物という感触を(見ている側に)感じさせないか。それがテレビの宿命なんじゃないですか?」
というような事を語っていた。

芝居より、中二階で展示されていた、舞台衣裳を映した映像の方が4Kの特徴が際立つ。
金糸の盛り上がりが光の反射を受け、それを細かく拾うので一本一本立体感を持ち、まるで衣装に触れることができるみたい。

しかし最近常々思うのだけど、肉眼に近く更に奥行きが感じられる映像はモノクロフィルムに優るものは無いのではないかと。
興味深い技術だけど、これ以上「綺麗」を追究しても「空気感」から離れていくだけの気もする。
液晶テレビ自体が平面に感じられるので難しいかもしれないが、フィルムにより近い映像をもっと追究して欲しい。


歌舞伎、世紀のお練り [★伝統芸能]

宝町、9時に到着。
もう人垣が三重くらいになっていた。
しょうがないのでV字に凹んでいる人垣が一重になっている花壇の後に立つことに。
そしてひたすら待つこと一時間半、やっと来た!! と思ったら団子状態でほんの一瞬!
90分はほんの一分足らずで潰えたのでした〜。

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↑左手には自作団扇が

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↑扇雀さん、橋之介が!

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↑染高麗と息子キンタロー

おそらく雨だから、体調を慮ってのことだと思う。
あ〜せめて少しずつゆっくり来てほしかったのに、雨のバカヤロー。
その後和光の方まで追っかけていったのですが、そっちはとんでもない事に…すぐ引き返しました。

興業側に一言。
・傘を畳んでくださいというのが早すぎる
・2時間近くもずっと、「押さないでください」を連呼しすぎ
・どうせなら、スピーカーから坂田藤十郎のスピーチを流すなど、創意工夫がほしかった。警備員の注意ばかり聞かされ、不満はたまる一方。

楽しく、満足するために、盛り上げるために(録音でもいいから)清元節などをスピーカーで流すとか、それが無理なら警備員が注意事項の連呼ではなくて「今は丁度スピーチやってます」とか、「もうすぐお練りが始まります」など、欲しい情報を与えて欲しい。

もし勘三郎が生きていたら、何か口出ししてくれたのでは、とも思う。

閑話休題。
海老蔵はやはり目立つ。
扇雀さんは貫禄があります。かっこいい!
勘九郎は普通ですね…
七之助は線が細く、エキセントリックな魅力。
しかし…同年代の中では猿之介の存在感が際立つと思う。
歴史への造詣も深いし、考察力がある。そういった人間の深みが出ている気がする。

等身大の俳優たちも素敵ですが、舞台の上では何倍も大きく輝いて見える事がわかった一日。


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