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梅園(日本橋タカシマヤ) [老舗飲食店・和のお店]

■梅園

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池波正太郎展と、安野光雄展を見て、すっかりデパート尽くしだった一日。
冷房の効いた場所にいたにも関わらず、疲れたのと夏の盛りでしたので、「氷あんず」をいただきました。
初めて氷あんずを食べるけど、砂糖漬けの杏が甘酸っぱくて、氷と本当によく合います!
いい氷は滑らかですぐ溶けるので、躊躇せずどんどん口に入れたほうがいい。
最後は冷たい杏の蜜と実を食べているようになりますが、それも美味しい。
全然味は違いますが、何故か小学校の頃よく給食に供された「冷凍みかん」を思い出しました。

連れの『抹茶クリーム餡蜜』も絶品。蜜が抹茶で渋みと甘みが絶妙です。
抹茶を最大限に堪能するためなのか、フルーツは入っておらず、栗が入ってました。


安野光雄「御所の花」展 [和の催し]

■日本橋タカシマヤ 

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http://www.asahi.com/event/AIC201308050015.html

『平成23年(2011)1月から1年余り、数十回にわたって御所の庭に通い、四季折々の草花約100種類を写生しました。』 とのこと。
御所の花、1年間に100点も!
一日に10枚ぐらい写生しなきゃ間に合わない、それなのにどれもこれも素晴らしい。
近くで見ると筆遣いの勢いがあって、いかにも水彩画のそれと思うが、離れてみると写真と見まがうぐらい、本物に見える。
ボタニカルアートが写実的なのにどこかフェイクにしか見えないのに、緻密さより筆の勢いや風を感じるタッチの安野さんの水彩画がリアルに見えるのは、意外と人は色というものを「揺らぎ」で捉えているからかもしれない。

一般人は入れない御所の中を散歩しているように、日本の野草の可憐さと儚さと美しさを堪能できた。
それにしても南天に似た赤い実が、本当に多いこと!

安野氏は写生をしている時に、何度か皇后様からお声をかけてもらい、草花について色々のお話をしたそうだ。
一見自由奔放にさせているように見えても、手入れを欠かさず下拵えをしてあげないと、咲くものも咲かない。
毎年同じものを咲かせるには、ひどく労力がいるのだと解説にありました。
それほどまでに手入れされた庭(というか林)が、多数の人の目に触れないのも勿体無い気もする。

日本の原生林をこのようにひそやかに大切に育てられているのを知り、何となくいじらいような、労わりたい気持ちになった。
手入れする人の姿まで想像させるのは、単に安野氏の筆の素晴らしさがあるからだろう。
とても瑞々しく、流れるような空気を感じました。


「生誕90年 池波正太郎展」で侍ノワールを堪能 [和の催し]

■松屋 銀座

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いろいろ面白かったが、何よりまず鬼平の衣装に興奮。
吉右衛門の背丈の大きさが非常にわかりやすい。
設えが大きいからか陣笠も袴も、思ったより派手に感じます。
しかし、おまさの着物が一番際立った。
見た瞬間「おまさだ!」とわかるし、存在が匂いたつよう。
それだけいつも同じ衣装を着ているのですね。

壁一面の、著作品が一覧が圧倒的。
作品を一堂に集めて表紙を眺めるなど普通出来ない。
多作な彼の作品を全て持っている人は多いだろうか?
私は結局何年もまとめ買いができずに、バラバラに読んでしまって、なかなか集められない。

表紙を飾った挿絵の原画もあり、生原稿もあり、TVドラマの小道具もあり、コンパクトながら充実の展示。
特に【雨引きの文五郎(2000年SP)】の人相書きがあって、地上波で見た記憶も新しく、本当に文五郎が存在しているかのような錯覚に陥る。
他、五鉄の入り口正面のセット、浅草の『池波正太郎記念文庫』から借りてきた書斎セットなど、貴重な物も。

小説の生原稿より、エッセイの生原稿のほうが朱が結構入っていたのは発見。
小説は練りに練って書き始めるが、エッセイは思いついたままつらつらと書くからでしょうか。
多作な池波先生は、連載をいくつも抱えている時に、音楽を聴いて切り替えていたそうです。
小説を書くときはこのレコードを聴く、というような。憚りながら、気持ちがわかります。
あと、【必殺仕掛人】のタイトルは「暗殺」「成敗」などでは語気が強すぎますから、随分悩んだそうです。

そういえば最近の新聞記事に、子母澤寛と池波正太郎・司馬遼太郎の書簡のやりとりが見つかって、子母澤さんから資料をお借りしていたそうです。「ただただ家内と顔を見合わせて恐縮するばかり」とありました。

デパート内で、池波クイズが散らばっていて、そのクイズに全問正解すると三社札風の作品タイトル名シールがもらえました。

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