So-net無料ブログ作成

「法隆寺ー祈りとかたち」展 [★和の催し]

●HP・・・http://horyuji2014.jp/

IMG.jpg

『法隆寺―祈りとかたち』展に行きました。
芸大美術館は土日でも静かな感じが好き。
二階のカフェはホテルオークラの経営です。
今回は展覧会にちなんだ吉祥天女のケーキが目玉!雲流模様と後光を想像した形が綺麗です(*^^*)
あとはカリカリに焼けた美味しいハムのピザ。
ハムが燻製のように香ばしくて美味。

DSC_1388.jpg

DSC_1387.jpg

DSC_1385.jpgDSC_1380.jpg

DSC_1384.jpg

さて、展示物は主に近代美術家と飛鳥〜鎌倉時代の貴重な代物との二部構成になっており、何故か近代の方からが観覧順になっています。
展示番号が大きな数字からなので最初はハテナ?と思いますが、気にせず回りましょう。
でないと、最後の方で国宝級が登場するので午後遅く行くと時間がなくなります。(笑)

展示品のなかで、聖徳太子像(水鏡御影)が興味深い。
鏡像を自ら描いたとされる図だが、展示物は鎌倉時代作である。
ということは、模写元になる水鏡御影図があるのか、伝説上の形容を図画したのかどちらかであろうが、知識がないのでそれがよくわからない。

とにかく、様々に描かれた聖徳太子と全然違う。
四角い顔、前下がりの厳つい眉、かくばった肩。
うりざねがおのゆったりした物腰とは違う、押し出しのきくオーラを感じます。

また、その技に驚愕した《阿弥陀三尊像》。
これはとんでもなく手の込んだ代物ですね。
寝かされての展示なので、じっくりと観察できます。
箔を輪郭や細かなひだに沿って切り込みをいれ、切り絵のように仕立てる。
ひときわ深緑色の下地の布が生きる。
指の筋や爪や髭などは上から描いているのかな。失敗のきかない作業ですね。

文明の飛躍は大陸からもたらされたとはいえ、こういう至高の技術の極みに到達できる(模倣による修得だとしても)ということが日本人の凄さだと思うのです。

また、法隆寺の秘仏《聖徳太子立像(二歳像)》が魅力的。
大人びた表情にむっちりとした幼児の体型が、神秘さも感じるけど愛しさも喚起して。袴のような下穿きのひだが美しくて滑らかで質感もあって、質素な意匠だと像全体のバランスが難しいと思うのですが、凄くまとまってる。

《毘沙門天と吉祥天女》
の像は、神としての表情に男女の性をはっきり匂わせる艶やかな色気も兼ね備えていて、いつまでも眺めていたい。吉祥天女は毘沙門天の妻と位置付けされているのだと、初めて知りました。

友人は《播欠》にいたく感動していた。
飛鳥時代からよく布切れが残っていたな…と確かに思う。
1300年前の当時の織りが実物として観察できる凄さ。
それと少し霊感のある彼女は舞楽の陵王面に強烈な力を感じたようで、すぐ離れていきました。
私は単に「腫面」の造形が凄く生々しくて気持ち悪かったです。

そして普段立ち入ることのできない部屋の壁面模写。
こちらは現物の壁のヒビまできっちり模写しているというから、その場に立てばまさにバーチャルリアリティーの世界。
東京にいながらにして法隆寺の立ち入り禁止部屋を体感できる。

廃仏毀釈から仏教美術を救ったフェノロサ、岡倉天心に感謝しなければ、と思う。
それでなくても明治維新で失ったものはあまりに多いのだから。

美術館の並びに、芸大の経営するギャラリーショップがありますが、こちらの品物はとても素敵。
アクセサリーや食器など、一点もので芸術性の高いものを求めるとすれば、ここにきたら間違いないですね。
なんと!せんとくんの生みの親、 籔内佐斗司さんの様々なキャラクターのオブジェも販売してました。

DSC_1395.jpg

DSC_1393.jpg
↑右手には正木記念館があります


■味噌坐 玉響

帰りは【五条天神社】の祀りに出くわしました。そのせいか、上野藪そばが臨時休業してました・・・二回目の来訪で二回も入れませんでした。縁がないとはこういう事。
その後、とても素敵な古民家をリノベーションした居酒屋を見つけました。
【味噌坐 玉響】という店で、一回は囲炉裏を思わせる黒い囲みのカウンター、二階はちゃぶ台・座布団・畳の完璧にくつろげる和室!落ち着きますねー。
味噌を主体としたおつまみの店なので、新鮮野菜の盛り合わせにも三つの味噌がついてきて、とても美味しい。
胡桃味噌などは甘いのでそのまま嘗めたらいい箸休めに。
勿論メインディッシュになる鹿肉や猪肉のジビエ、定番の肉じゃがなどもあり、提供している日本酒と合います。
しかし一番感動したのは野菜盛。家で買って来てただ切った野菜とは何か違う。なんだろうこの新鮮はと自然な甘みは。
調べると「夢や」という企業が古民家再生&居酒屋経営をしていました。他の店舗も是非行ってみたい。

DSC_1397.jpgDSC_1398.jpg
↑上野公園にある手形。九重親方と渥美清!

DSC_1400.jpg

DSC_1405.jpg

DSC_1401.jpg

DSC_1402.jpg

DSC_1403.jpg

 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

割烹『吉葉』で相撲甚句を [老舗飲食店・和のお店]

●HP・・・http://www.kapou-yoshiba.jp/

P1040322.jpg
↑打ち出しのはね太鼓 出しっ幣の先っぽが切れてます)の音が響く中・・・

P1040326.jpg
↑栃煌山を発見

P1040329.jpg
↑こちらは嘉風

P1040331.jpg
↑国技館脇の忠臣蔵架空の人物・俵星玄番の道場跡

P1040332.jpg
↑安田庭園近く、本所七不思議のひとつ「落ち葉なしの椎」があった松浦家の大名屋敷跡

P1040335.jpg
↑パンフにあるように、御殿のような店構え

相撲の興奮冷めやらぬ中、予約していたちゃんこ屋吉葉に行きました。
ここは元相撲部屋で、土俵などが残されているので有名ですね。
そしてもう一つの名物が相撲甚句!これが楽しみでした。

中に入ると場所中だからほぼ満席!
お茶屋からもらったお土産袋を持った一団ばかりです。
土俵周りの四隅に四房にちなんだ「朱雀・鳳凰・白虎・玄武」の席があり、予約の際にはどの席になるのかわからないので、来る前の楽しみの一つでした。土俵席は全て同じ大きさではないのですね。

コースにはせず、寿司、穴子の白焼きなど単品を頼みつつ、19時に相撲甚句が始まるのでちゃんこは後で持ってきてもらうことにしました。相撲が終わると一気に客がくるせいか、仲居さんもなかなか忙しそうです。専用の仲居さんがつくわけではないのですが、私達の席にはだいたいいつも同じ方がきてくださって、とても気の利く方でした。

さあいよいよ相撲甚句、四人の方が浴衣で出てきます。
司会進行の人は落語かお笑いか忘れましたが、話しの流暢な方で四人の簡単な紹介をしてくれましたが、な・なんとそのうちの一人は溜り席で見かけた方でした!
大柄で雪駄履きで、何故か遠藤の取り組み近くにすいっと座った人だったので、なんとなく記憶に残っていたのです。
相撲甚句の先生だそうで、後日相撲公式ツイッターで若い力士たちを教えている様子がアップされていました。
更に、気にしてみていたら今場所中のテレビ放送で毎日のように溜り席に映りこんでいましたよ。
その筋の人には有名なのかもしれませんが、こういった偶然の出会い?が凄く嬉しかった。

かわるがわる唄っている間に、割箸に千円札をじかに挟んだり、ポチ袋を挟んだりしてどんどん帯に挿していきます。
その様子はまるで「下がり」ならぬ上がり?
その間、客による「どすこい、どすこい」という合いの手も忘れません。
唄い手が客席を回るわけではなく、土俵には客用の雪駄があるので客から近づいて心づけを挿していくのが面白い。
写真撮影も、唄をとめることなく目配せやお辞儀など阿吽の呼吸で行われますw 外国人も大喜びでした。

甚句が終わった後は、断りを入れればお客さんが土俵に登ったりもできるので、楽しいです。
私も土俵に上がりましたが、絶妙な大きさですね!大きすぎてはなかなか決着がつかないし、小さすぎては一瞬で決まってしまう。一度GHQが土俵の大きさを変更させたそうですが、すぐ元に戻ったそうです。
俵が結構固いのにも驚きました。

楽しみのちゃんこは4つの味から塩味を選びました。今までのちゃんこ屋のなかで、一番美味しかったかも。
寿司も、カウンターで握りを楽しめるだけあってなかなか美味。
今回は気候が暑いので、それほど食欲が湧かないかもと、ちゃんこやつまみは単品にしましたが、寒い時期ならコースで贅沢に食べるのもいいかもしれません。

P1040339.jpg

P1040344.jpg

P1040347.jpg
↑徳俵と力水

P1040352.jpg

P1040362.jpg

P1040349.jpg

P1040368.jpg

P1040369.jpg
↑土俵端、朱雀の場所には鉄砲もありました

P1040372.jpg
↑名物・土俵コースター

P1040386.jpg
↑特製手拭い


初の相撲観戦!③ [★相撲観戦]

P1030973.jpg

初めて入った感想。
なんともいえない厳かな佇まいの土俵と吊屋根。
それなのにこのざっくばらんとした賑々しい観客の様子。完全に祭り!
いつからか相撲は奉り(奉納神事)から祭りになったのですねー。
常連のおっちゃんが、稀勢の里に「俺が死ぬ前に横綱になってくれよ!」とか、「もっと腰を落として!」「あなたは強いんだから!」とか、「よっ足立区!」いうのもあったなw
とにかく自由ですね!楽しい!

最近キトラ古墳展に行ったばかりなので、吊天井の四房を見上げ、「あっちが西・・・こっちが東・・・」などと連れと話し合っていました。
ま、京都という超有名な実例があるので言わずもがなでしょうけど。
元々陰陽道の一種とは知っていたのですが、あの吊天井には一種の結界としての役割をまざまざと感じます。
四股も陰陽道の一種の足による呪い(まじない)から生まれたものですしね。
そんな風に神聖に感じるのは私だけかしらw

さて、今場所は初髷の遠藤効果もあってか、他の力士の取り組みも熱い戦いが多く、なかなか盛り上がりを見せていました。
この日も「嘉風と稀勢の里」、「豊真将と豊響」、「勢と安美錦」、「鶴竜と栃煌山」などなど、白熱した取り組み。
特に鶴竜は黒星だったので、座布団が舞って興奮するやら可哀想やら何か複雑な気分に!
更に「物言い」の審議場面も見ることが出来たので、凄く満足。
正座したり体育座りしたりと、席の狭さに四苦八苦したけど、望遠カメラでたくさん写真も撮れました。
頑張った甲斐があったー。

特にお気に入りの豊真将・勢が鶴竜の『太刀持ちと露払い』っていう垂涎の場面が見れたこと、これに尽きます。
松鳳山も結構好きなんだけどね。あの黄金色の締め込みと褐色の肌が、いかにもヒール役じゃないですか。
男性からの掛け声が多かった気がするw

P1030935.jpg

P1030948.jpg
↑十両土俵入り

P1030950.jpg
↑お気に入りの隆の山

P1030955.jpg
↑一番応援している里山

P1030963.jpg
↑寺尾だ!

P1030982.jpg
↑隆の山のプリケツ。ソップ型の人の裸体って、なんかエッチ

P1040017.jpg
↑原稿書きの記者達。掘りごたつ式でうらやましい

P1040030.jpg
↑里山って名前もいいよね。牧歌的で

P1040047.jpg
↑物言い審議

P1040063.jpg
↑幕内土俵入り

P1040070.jpg
↑壮観。隠岐の海は周囲をぐるりとねめつけていた

P1040072.jpg
↑かっこいいわー

P1040083.jpg
↑雛飾りにしてもいい。この二人なら。

P1040086.jpg
↑雲竜型のプリケツ

P1040093.jpg
↑不知火型のプリケツ

P1040100.jpg
↑ずおっ ゴゴゴゴゴ・・・と擬音をいれたくなる

P1040103.jpg
↑なかなか渋好みの三人だな

P1040143.jpg
↑ほうましょー!と叫んだ私

P1040152.jpg
この人の丁寧な所作好きだわ

P1040153.jpg

P1040157.jpg
↑ぴっ

P1040158.jpg
↑ぴっ

P1040170.jpg
↑急いで急いで!

P1040176.jpg
すとろんぐすたいる・・・といいたくなる黒い締め込み

P1040181.jpg
↑真剣!

P1040196.jpg
↑玉次郎も真剣!

P1040220.jpg
↑私は誰・・・

P1040062.jpg
↑瞑想中の稀勢の里でした

P1040227.jpg
↑琴奨菊の「ぐーっ」

P1040270.jpg
↑クリナップの早口言葉と化していた現場

P1040278.jpg

P1040281.jpg
↑ぷー。なんかカワイイ

P1040282.jpg
↑この取り組みが見れたのはラッキー

P1040310.jpg
↑弓取り式。ベテラン力士の聡ノ富士

P1040314.jpg
↑ペンキ塗り塗り・・・って、えぇー!塗り直していたんだ・・・

P1040315.jpg
↑片付けも早い


メッセージを送る