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時代劇専門チャンネル・ファン感謝祭2014 [★和の催し]

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↑今年もニッショーホールで

11/15、今年の感謝祭は、鬼平の密偵祭り!
綿引勝彦さんと、三浦浩一さんが登場!

綿引さん、結構年取っちゃったなー。
前半の二人がキャスティングされたときのエピソードは、当時の芸能事情を知らなければついていけなかった…。
ファン層的に年配向けの話だったけれど、能村さんによるキャスティング時の丁寧な話によって、初めて知ることがたくさんありました。
三浦さんはアイドルだったとか、綿引さんは「大家族の父親役」で当時人気だったとか…。

綿引さんはオファーが来たときに「俺なんかがやっていいのか」と恐縮、様々な映画などを見て「大盗賊の頭」像を練り上げていったそうです。
三浦さんは、「粋でいなせな」という雰囲気づくりを、目張りで目をつり上げるなどして形から入ったそうです。

質問コーナーで、応募した質問が採用されて嬉しかった♪
他の質問も聞きたいことばかりだったので興味津々。
鬼平こと吉右衛門は、撮影入りしたときにもう「鬼平」の雰囲気で、台詞は完璧に入っていて台本も持たずに入ってくるそうです。
新作歌舞伎のたどたどしさを知っている私としては、ちょっと意外。
それだけ歌舞伎のように月ごとにみっちり演技をする舞台の大変さがうかがえます。

三浦さんなんかは、吉右衛門ではなく「お頭」としか接することができないそうで(笑)
丁寧だし素晴らしい人、と仰ってました。

クルーは特に撮影後に飲みに行ったりすることはなかったようですが、凄く仲が良くて、「会うのが楽しみ」なくらい。
過去に二回ほどカラオケ大会があり、梶芽衣子さんは自分の持ち歌を、キッチーはなんとシャンソンを歌ったそう〜。
綿引さんは固辞していたそうですが、実は凄くうまくて、売れない時ギターの弾き語りをして生計をたてていたそうです。

何度か蟹江敬三さんの話が出ましたが、蟹江さんの粂八がまだ生々しく残っているので、辛いと仰ってました・・・。
今度鬼平の新作が公開されるそうですが、亡くなる前に少しとりだめておいたのかしら…。
能村さんか新作のナレーションを一部読み上げるサプライズもあって、会場は大いに湧いたのでした。

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↑ロビーで販売していた若グッズ

そしてお待ちかね、第二部は東映剣会による殺陣の披露。
あの「五万回斬られた男」福元清三さんも登場!
小芝居からの流れる殺陣をみせてくれたあとは、劇中も自然な掛け合いを見せたOBの峰蘭太郎さんがリードして、殺陣の基本的な構えを説明してくれました。
正眼、上段、大上段、などなど。

福元清三さんが袈裟懸けのところで、「いつ考えたんですか?」のボケを「今朝!」というところを「昨日の朝!」と言ってしまったり、笑いも充分。

サプライズでスペシャルゲスト、「太秦ライムライト」の山本千尋ちゃんも登場!
可愛い〜足細い〜。
清三さんが「太極拳の世界チャンピオンだから、のみこみが早くて困った。最初は下手にやらなきゃならないのに」と言えば、楓ちゃんは「太極拳は一人で演舞するので、相手のある殺陣は本当に難しかったけど、斬られ役が上手にもり立ててくれた」と謙遜。

実は11月24日にハリウッドでプレミア公開後に全米とカナダでの公開も決まったそう!凄いですね〜。
スターウォーズのジェダイの戦いのように、チャンバラはアメリカ人も大好きなはず!
太秦ライムライトのラスト、フィルムでとった(ような?)大立回りのシーンをじっくり見てほしいなぁ…!

プレゼント抽選会は残念ながら外れてしまったけど、峰さんら殺陣師が「殺陣は本当にたのしい、樂しくってしょうがない」と言っていたのが本当に心に残って。
太秦ライムライト観たばかりだったから、うるっときてしまった。
NHKの放送、見逃さなくてよかった〜。
時代劇をこれからも愛していこう!

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↑帰りに食べた新橋「天國」の天丼


谷根千めぐり~江戸を伝える小物と現代ART [◇江戸寺社・史跡めぐり]

■いせ辰と箱義桐箱店

写経のあとは谷根千巡りです。
といっても、写経終わったら既に五時頃だったので、お店をさらっと見る程度でしたが今回は様々な出合いがあり充実。

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↑谷中小学校。書院造の車寄せ風でかっこいい

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まずは「いせ辰」で渋くてかっこいいポチ袋を購入。
何もかも買い占めたい可愛い和紙たち。

といめんにあるはこの【箱義桐箱店】は桐箱専門店が出した食器や小物も扱うお店で、当たり前だけど桐箱の種類が豊富!
お馴染みの「臍の緒用」からネックレス、指輪、ボールペン何いれても良さそう!しかも安い!桐ってこんなに安かった?
入れたいものが頭をぐるぐるしましたが、考えがまとまらなかったので、また考えようと思いました。

ちなみに中では【KANTARO】という方のワークショップが丁度終了した時でした。
cuttingされた紙の紅葉(もみじ)やハートや雪の結晶などのオブジェが天井からぶらさがり、とても可愛い
今回箱義でのワークショップは初めてとのことですが、不定期に様々な場所で行っているそうです。
帰りに名刺をいただきました♪


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↑いつか入りたい池波正太郎・御用達の【すしの池】


■石川ゆかり個展「PLACE」

へび道をぶらぶらしながら根津方面へ。
根津では、また素敵なギャラリー【okarinaB】で、出合いがありました。
石川ゆかり】というイラストレーターさんの個展【PLACE】が行われていたのですが、とっても可愛い風景画。
背景(空)はあえて塗りつぶさず、白いまま。
い、こういうやり方まあるんだな、ファンタジーや絵本とは違う可愛いい風景画というのがあるんだな、と。
ポップすぎない程よい抜け感にやられました。

とても美人の良い方で、ポートフォリオを見せてもらいましたが、下書きの線をイラレで強弱つけた、今回とは全然違うタッチのキャラクターが多かったです。ご本人も「風景画は初の試み」と仰ってました。
私もコミカルなイラストはイラレで取り込んでペイントしますが、プロが同じ手法でやってるのを聞いて一安心しました(笑)。


■蕎麦「やなか」と「カヤバ珈琲

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良い出合いものにホクホクしながら、蕎麦屋【やなか】に到着。
ここの玉子焼きと特製ゴマだれ蕎麦は最高でした!蓮根と合鴨のはさみあげも、ジューシーで美味!
店内は広く、珪藻土の壁を二種類に塗り分けてあり、品よくお洒落。

話したりない二人は、そのまま言問通りの坂道を上がり、【カヤバ珈琲】に入ります。
肌寒かったのでコーヒー…のつもりが【COEDO】ビールを頼んでしまった始末w。
川越生まれの地ビールですね。
友人は「紅赤」、芋焼酎のようなフレーバー。私の頼んだ「瑠璃」はワインのような香りがファッと漂いました。
つまみの野菜チップスの量の多いこと!ここは本当にコスパがいいですね~!
本当にいい夜でした!

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↑紅赤と野菜チップス
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全生庵で写経体験 [◇江戸寺社・史跡めぐり]

●HP…http://www.theway.jp/zen/zenshoan_yurai.html

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↑お茶とお茶受けの「あを梅

二週間ほど前、初めて写経体験しました。
夏に幽霊画を見に行った「全生庵」です。
友人と一緒ですが、予約は個別で申し込まなければいけないので、余裕をもって一ヶ月前に行いました。

呑気に東屋でパンなぞ腹ごしらえしていた私ですが…左手の寺務所を開けるときは、流石に多少緊張。
受付で筆にするか筆ペンにするかを選びますが、私は迷わず筆!失敗するにしても本格的に失敗したいw

初めての人は、受付を済ませたら和室で待機し、そこで封筒に入った書類一式の説明を受けます。
全生庵の由来、和尚からの挨拶文と代金の使用用途などの説明文、お経の一部抜粋と説明など。
そして黄色い多当紙に包まれた和紙が!
そこにはお経が薄墨で描いたように薄く印刷されており、素人はこの薄い文字の上からなぞります。

もうここで気持ちがはやってしまう、だめな私。
さて、大広間では既に体験者の方が五月雨式に着席。

初心者は仏壇の前で、写経が終わった際の墨の片付け、納経の作法などの説明を受け、いよいよ着席。
散開した際、流れで大胆にも仏壇の前に座ってしまいました。w
説法と読経をしてくれる和尚がこれらるまで、文机の前で待ちます。
写経前に足がすでに痺れ始めていることを除けば(笑)、静けさのなか不思議なほどリラックス。

和尚が入られると少し空気がピリッとします。
今日書き写すお経の内容や、禅宗の歴史をざっと説明され、読経です。
写経のみならず読経すらも初めてですが、ものすごく疲れる。
息の継ぎ方も難しいし、抑揚の付け方も難しい。
私は腹式呼吸が下手なので、体全体で無理やり声を出していたらしく、終わった後はハムストリングが筋肉痛。

写経している間は、文字がうまく書けない、無という文字が多くどんどん雑になっていく事に気をとられて、雑念ばかりでw
気がついたら早く終わってました。
和尚さんの「人間は何も考えないことができない動物ですが、写経している間は一文字一文字に心を込めて書くことに集中して雑念を退ける」という教えがまるでできてませんでしたw

しかも納経する際、足がしびれて落ち着かず、お焼香を多く摘んでしまって部屋をもくもくさせてしまいました・・・トホホ。
納経が終わった人から五月雨式に最初の和室へ。

なんとここでお茶とお菓子を頂けるのですが、そらが前から食べたかった喜久月の【あを梅】。
この間は夏期休暇で買えなかったので、これは嬉しかったですね。
硯を使って墨をするのは小学校ぶり・・・?懐かしく、無心で墨をすりました。貴重なひとときでした。



●和尚さんとお話


さて、図々しくも和尚さんをつかまえて、江戸城にあったといわれる本尊を拝みたいとお願いし、拝見させてもらいました。
観世音菩薩は江戸城内のどこに置かれていたかはっきりしませんが、伝えによると、大奥内だとも言われているそうです。
誰の作なのか、江戸城以前の由来もわからないそうです。

まだ修復したことは一度もないとのことなので、解体したらもしかしたら裏書きかあるかもしれませんね!
ロマンですねー!!
この観音様、葵紋は彫られていませんが、そういう経緯で「葵観音」と呼ばれていたとのこと。

ホームページに詳細がありますが、山岡鉄舟は元々禅宗に帰依し、富山県の国泰寺や静岡の三島などで様々な修行をしていたそう。
明治になり、幕臣を弔うための寺を建てたいと国泰寺住職に相談したら、臨済宗の廃寺がちょうど谷中にあり、そこを復興させたらどうかとのことで、その住職を招聘したという。

禅宗のことも聞きました。
大きく分けて臨済宗、曹洞宗、黄檗宗があり、臨済宗と黄檗宗はほぼ禅の修業形式は一緒だが、黄檗宗は中国語で行うそうです。黄檗宗はそれゆえか非常に少なく、末寺が(確か)15くらいしかないとのことです。
つい先日訪れた目黒の海蔵寺や羅漢寺に行った際に謎のまま残していた「黄檗宗」、ここで解説を受けることができるとは!
中国では廃れたが、日本では戦国時代は沢山の武将が帰依したが、戦国終焉と共に数は減らしていったという。

禅宗は特定の経典に比重を置かず、修行に重きをおき、臨済宗の総本山は一つではなく15くらいある。
本尊の右側は達磨、左側は本来、禅宗開祖の栄西禅師を置くが、全生庵では鉄舟像を安置。
ちなみにこの鉄舟像、高村光雲が彫ったそうです! もう、色々なことが凄い。

今日解説してくれたのは執事という肩書きの和尚さん。
住職・執事関係なく、仏門に入っていればみな「和尚」と呼んでいいそうです。総称なのですね。
いやー、色々勉強になりました!

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