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扇蔵vs僧侶 抱腹合掌! [★和の催し]

■すみだ川アートプロジェクト…http://ab-srap.com/?p=5553

6/26金曜日、同僚に誘われて、あさひアートスクエアで行われた催しに行ってきました。

曹洞宗僧侶×ツドヱドコラボ企画
十二月之内 水無月「扇蔵vs僧侶 抱腹合掌!」


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↑ボケボケです

落語と曹洞宗僧侶の読経のコラボレーションという、
一度に二度美味しいイベントです。
落語は僧侶が説法を面白おかしく民衆に説いたのがきっかけで発展したということで、そのため今回のコラボが企画されたそうです。会場は四人がけほどの床机が12列ほどあり、周りには屋台を模した飲物売り場があって、江戸の屋外のちょっとした溜まり場のよう。 屋内にいつつも、開放的な雰囲気を味わえる。

初落語だったのですが楽しいものですね。あれだけ尺の長い話を、口舌滑らかに落ちへ持っていく話術は凄いものです。
個人的に嬉しかったのですが、噺落語家の入船亭扇蔵さんが披露してくれた噺の一つが、最近写経などでお世話になった全生庵ゆかりの落語家三遊亭円朝の創ったものだったこと!
円朝コレクションの幽霊画などは見ていたのですが、肝心の落語を知らなかったので、これには棚からぼた餅のような嬉しさを感じたものです。今回も誘われてきたので、興味のあることが、知らずうちに向こうからやってくるような。

噺は「子はなす(成すかも)」「心眼」の二本披露で、円朝さんのは後者です。
どちらも今日のテーマに沿って寺社ゆかりの噺ですが、前者の方は滅多に話されることのない落語だそうで。
前者は駄洒落落ちで、後者は人情話って感じですね。

休憩を挟んで、いよいよ曹洞宗僧侶による読経。
大般若教転読という、600巻もある般若経を、読んだことにする儀式です。

その前に、私たちも司会(?)の執事の方の誘導により、座ったままの座禅を行いました。
曹洞宗は禅宗の宗派の一つですね。
「なにも考えないことは難しいので、お腹が空いたなぁと思ったら、お腹が空いたなぁと考えているなぁと考え、それ以上の欲は思念しないようにする」と教えてくれました。
しかも、座禅中は目をつぶらず、自然に任せ斜め下を見るようにと言われました。

座禅の合間に、僧侶の方が手の甲に練り香を塗りつけて回っていました。
すごくいい香りで、桃源郷に誘われるようでした。
今回は大変過酷な修行を積まれた僧がいらっしゃって、その方を中心に、五体投地のような礼拝から始まり、荘厳な読経の時間が始まりました。写経のとき般若心経の一部を音読したことのあるせいか、今回も所々聞き取れたのが嬉しい。
ま、こういう嬉しさも欲の一つなのでしょうけど。

最後に方々に散華された花びら(を模した紙)を拾い、御札も頂いて帰りました。
御札は、自分がよかれと思うところに飾るように、その際余計な欲はかかないように、と念をおされました。
「どこへ飾ったらいいのか?」という不安は、「運が悪くなるのはいやだ」という欲の裏返しなので、私たちはそうやって勝手に欲に陥る性質を持ってるのでしょうね。
いい勉強になりました。
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