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12/30の両国の様子 [その日その日]

たまたまですが、暮れの買い出しに、電車代をけちって両国から浅草まで歩くことに。
12/30の時点で、すっかり正月気分に模様替えした両国の様子をお届けします。
臨時ホームの階段は、初日の出列車への誘導。
国技館はさだまさしのライブ会場、幟がはためいていました。
行く年来る年のあとすぐ行われるあの番組ですね。

静かで誰もいない正面玄関からは、三人横綱になってしまったパネルが寂しげに置いてありました…。
浅草には素敵な和風のゲストハウスが。外国人が喜びそうです。

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↑房総へ初日の出を見に行こう!という趣旨ですね

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↑国技館らしくていいですね
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↑年明けと同時に出すには、時間が足りないのかな
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↑立派な門松
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↑野ざらしのパネル、寂しげに

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↑厩橋の近くにあった、個性的な公衆トイレ

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↑最小限のアイテムで和を演出、ゲストハウス


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国立劇場12月歌舞伎公演「今様三番三」「隅田春妓女容性」 [★伝統芸能]

●今様三番三(いまようさんばそう)

●隅田春妓女容性(すだのはるげいしゃかたぎ)


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今回はどぶ側に座ったのですが、非常に面白かったです。

今様~では係員が「晒しを使いますのでご注意ください」とおっしゃっていて、どんなことが行われるのか楽しみでした。

すると、源氏白旗を盗んだ二の宮(雀右衛門)がくるくると晒しを翻しながら、警備の若武者を押し返すのです。その晒しがどぶ側にふわふわと漂ってきてとっても優雅!舞踊の中では一番好きな演目になりました。



続く隅田~。

こちらは100両があっちへこっちへ人の手に渡り、最終的には大団円になるのですが、100両を巡って様々な人間模様が繰り広げられ面白い。


〈あらすじ〉

かつて下総千葉家の重臣・三島隼人に仕えていた梅堀の由兵衛――梅の由兵衛。隼人の許から盗まれた千葉家の重宝を探索するとともに、同じ家中の金谷金五郎と駆け落ちして芸者になった隼人の娘・小三(こさん)を請け出そうと、旧知の信楽勘十郎の助力も得て、金策に奔走していました。由兵衛は、重宝を隠し持つ源兵衛堀(げんべ

えぼり)の源兵衛、その一味の土手のどび六らの企みを見抜き、喧嘩口論を戒(いまし)める頭巾を脱ぎ捨て、悪事の究明に乗り出します。


一方、由兵衛の女房小梅(こうめ)は、米屋に奉公する弟の長吉に、密かに小三の身請の金の工面を頼みます。数日後、由兵衛は偶然、顔を知らない長吉と大川端で出会います。そして、思わぬ行き違いで義弟を殺め、金を奪っ

てしまいます――。志半ばで自訴の覚悟を固める由兵衛。夫の罪を小梅は引き受けようとします。そうはさせまいと、由兵衛は源兵衛と対決して重宝を取り戻し、小三と金五郎をめでたく国許へ帰参させます。



・どび六、源兵衛 vs 由兵衛、小三&金五郎
どび六は身請け100両に困っていた金五郎と小三に「貸す」と言って偽金を渡して、借用書を書かせるんですね。で、身請けしますと置屋の店主に偽金を出した二人は、その場で偽金と知りびっくり。そのとき、どび六とその主の源兵衛は、「金を返せ」と逆に開き直り詰め寄る。


そこに主役・梅の由兵衛が現れて、二人の窮地を救う。由兵衛は信楽勘十郎から身請け代の100両預かっていて、それをここで使ってしまうんですね。

せっかくの身請け代、本来ならここで差し出して終了だったのに、等の若い二人がだまされて証文も書いてしまったから本当に目も当てられない。


5人の応酬を傍目で見ていた遊郭の主人、「それで誰が身請けするの?」と問うのが面白い。源兵衛は千葉家の重臣から家宝を盗んだ張本人なのですが、そのほかに何故これほど彼らを困らせるのかというと、実は由兵衛の妻・小梅を芸者の時代から好きだからなんですね。

100両手にしたのに偽の証文を渡して、こっぴどく由兵衛に懲らしめられるどび六ですが、懲らしめられるたびに医者に手相を見てもらったり、スラップスティックコメディの要素が満載です。

・長吉vs長五郎&お君
で、序幕の騒動のあと、二幕目は身請け100両問題は白紙に戻ってしまった。

当てのない由兵衛の妻・小梅が、気を利かせて米屋に勤めている弟・長吉に金を無心する。

米屋の娘・お君は彼に惚れているものだから、金を工面してやる。

ここに下働きの力士のなりそこない、お君に惚れている長五郎が嫉妬に駆られ、二人が100両盗んだことにする。ここでまた三角関係が絡むんですね。

その百両は実は信楽勘十郎が返済した100両。

すったもんだの末、長吉はなんとか米屋から出て姉に私に夜道をかける。

そうとも知らぬ由兵衛、魔が差して彼をうっかり殺してしまい、100両を手にする。

信楽が返済した100両は長吉の手から、由兵衛へ渡ったんですね。

金を懐から出したのは実は勘十郎だけだというこの顛末。


見所は姉と弟の二役をこなした菊之助の早変わり。

御店の二階に弟の長吉、長吉からお金をもらいにきた外にいる姉。

少なくとも4回は早変わりしてました。


又五郎は吉右衛門と口舌がそっくりで、間違ってしまうほどです。

今回は又五郎がどび六、歌昇が長五郎役で、親子で三枚目を演じてました。


由兵衛の紫の頭巾はかつての主人の言いつけ「ならぬ堪忍、するが堪忍」の戒めなのですが、するっと脱ぎすて諸肌になると、赤い襦袢が見え隠れするのが婀娜っぽくていい。
吉右衛門は人間の業や情けなさを表現するのがうまいですね。哀れとみっともなさの中間というか線引きが上手。この演目、もっとやってもいいんじゃないのかな。


他にも階段を降りて客席へ入ったり、義太夫や浄瑠璃も含まれていて、娯楽要素満載のとても贅沢な作品でした。

最後はなんと敵役が斬られる前に客に挨拶して仕舞いにするというスタイルでした。

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↑開演前に休憩所で腹ごしらえ。茶巾弁当です

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倍賞千恵子さんトークショー@寅さんサミット2017 [★和の催し]

●HP・・・http://torasan-summit.jp/

11/26、寅さんサミットにいってきました!
今年二回目の柴又です。今回のお目当ては倍賞千恵子さんのトークショー!
地元の方も多く来るだろうし、心配していたけど、なんとか整理券配布前に間に合いました。
100人到達したところでストップし、早めに配布してくださいました。

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↑時間限定で現れた寅さんの所持品。寅さん帰ってきてるのかな?

トークショーまでに「とらや」さんで腹拵え。
ここではコラボメニューの「熊太郎トマトのハヤシライス」と、「信州小諸みそラーメン」を頼みました。
ハヤシライスは酸味がありさっぱりとした甘味控えめのお味。
ラーメンは基本的な昔ながらのみそラーメンで、野菜たっぷり、くどくなくスープもゴクゴクいけます。
寅さんの顔をかたどった海苔の上に、特製カラシみそが乗っていて、これが非常に辛い。
いいアクセントになります。
新メニューなのか、団子と珈琲セットがあり、頼んでる方が結構いました。
最初はぎょっとしたけど、考えてみたら洋菓子に珈琲の組み合わせは一般的なのでおかしくないですね。

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↑上映された映画のロケ地

さて、倍賞千恵子さんのトークショー。私見では、小柄な体から発するオーラに凄味があるというか、厳しさの片鱗がみえる方でした。お歳を感じさせず、司会とのやりとりもチャキチャキとして明朗闊達。

――今回上映される「寅次郎 真実一路」の思い出は
「映画の内容は忘れてしまったが、大原麗子さん演じる役を寅さんが包み込むように、渥美清さんも包み込む優しさを持っていました」
「大原麗子さんはあのような悲しい亡くなり方をしてしまった。お兄ちゃんの優しさをもっと伝えたい人だったと思う。彼女と別の映画で共演したときに、大したことではないことでスタッフを叱っていて、今思えば体調が悪かったからだったと思うんですけど、渥美さんはそういう人を包み込める優しさがあった」

――後世に伝えたいものは?
「北区で過ごしたことがあるので、飛鳥山公園や、音無の滝など残してほしい」「今は縦に縦に伸びる社会ですが、横につながる社会を大切にしてほしい」
また、「柴又商店街から、自動ドアを取り入れたり色々近代化したい話が出たときに、山田監督が『参道に面している表だけは変えないでほしい』とお願いした。商店街の人々はその意思を汲み、木造の家屋を洗ったりして綺麗に整えながら、残してくれている。
そういった行動が後に重要文化的景観の選定に繋がったのかと思います。 引き戸を開けたり店の前で受け渡しをしたり、そういった手を使う、どこかに人の手が触れる建物。それが温かさを伝えると思う」

――倍賞さんにとってさくらとは?
「170本中48作が『男はつらいよ』です。普段からさくらに似合いそうな物を探してしまって、一度エプロンを買って、映画で使いました。さくらを通して世間と繋がってる感覚
「監督からさくらの銅像が建ちますよ、と言われたときに『あらやだ、私はまだ生きてます』っ言ったんです。そしたら監督が『あなたのではなく、さくらの銅像ですよ』と言われて(笑)。
監督に『さくらは無個性の個ですね』と言われました。あぁ、本当にそうだなと。それがさくらの魅力」

「お兄ちゃんがある時、流行なんて興味ないと思っていたのに、あるとき肩パット入りのスーツを買ってきて『これ、流行ってるんだろ』と言って、くれたんです。それは私の宝物になり、流行に合わせてパットを外したり入れたりして、今でも着ています」

とっても素敵なお話しばかりで、あっという間に時間がたちました。
上映会施設のトイレが壊れたり、マイクが壊れたりハプニングのなかでも和やかに進み、トークショーは30分~40分程で終了。

そのあとの上映会【真実一路】も家族の掛け合いが本当に面白くて、爆笑して、最後はやっぱりしんみりして。 たっぷりの旅情とせつなさと。 見ていて気がついたのですが、寅さんは身内にはべらんめえ口調ですが、基本的な話し方は丁寧だし、語彙力も豊富なんですよね。

今回も大原麗子さん演じるふじ子の立場をしっかり考えていて、評判を落とすことを絶対にしない。
もう帰ってこないと思っていた旦那の富永が、「とらや」に現れたときの演技は名演です!

劇中、特に何か起こった訳でも、寅さんが解決したわけでもないんですよね。
一緒に飲んだサラリーマンが、一夜明けたら失踪して、寅さんが奥さんに寄り添ってあげるだけの話なんです。

だけど何かしてあげたいという寅さんの優しさ、それに振り回される家族、そこにたっぷりの人情が溢れてて、本当にいい映画でした。
たまに名前も登場しない舎弟が登場すると、「あぁ、寅さんは一人じゃないんだな」とほっとしてしまいます。男はつらいよは最高です。

缶バッヂは上映会でもらったので、スタンプラリーをする必要は無かったのですが、すべての柄を見たいだけで押して回りました。つなげると「とらとさくら」…でした(涙)。
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↑さくらの銅像。小柄です

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↑こちらは寅さん記念館の人形

京成柴又の駅前広場には寅さんとさくらの銅像があります。
倍賞さんが、「寅さんとさくらの銅像の足を撫でるといいことがあると、巷で言われている」と言っていましたが、本当に寅さんの左足はつるつる。
さくらの左足には「さくら」の字、右足には「ち」の字が彫られてます。
さくらは彫刻家が、ちは倍賞さんがいれたいと言って、実現したそうです。

特設会場では劇中に登場した「がまの油売り」の口上もありました(私は聞けず)。
同じく劇中で寅さんが食べた焼き鳥を食して、寅さんの生きた柴又で映画で見る・・・とっても乙な催しだと思います。
男はつらいよへの温まるエピソードを胸に、高木屋さんでサミット限定商品の「リンゴバターどら焼き」を買って帰りました。

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