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江戸博でお正月~江戸からくり人形に出会う [和の催し]

●江戸東京博物館・・・https://www.edo-tokyo-museum.or.jp/

1月3日は江戸東京博物館へ行きました。
常設展にて獅子舞や琴、江戸からくり人形の実演など盛りだくさん。

江戸からくりは「夢からくり一座」という方たちでした。
実演ではただ動かせてみせるだけではなく、解説と種明かしを兼ねてのものでした。
からくり人形は、東芝の創業者・田中久重が作った物が有名ですよね。
茶くみ人形、段返り人形、弓引き童子、文字書き人形、弓射り武者人形、品玉人形が勢揃い。
座頭によると、これだけ保存しているのは稀とのこと。

ぜんまいからくりのゼンマイは、昔は鯨の髭で作っていて、今はなかなか手に入らないので金属で作っているそうです。
段返り人形は水銀の重さを利用して動きます。水銀が上から下に移動することで人形を動かすのですが、なぜ水銀でなくてはならないかというと、液体のなかで重いことと、周りの管に水銀そのものが付着しないからということです。
水では水銀より軽く、さらに水滴が配管にまとわりついてしまい、流れ落ちる分量が減ってしまうからだそうです。

展示していた文字書き人形の一つは、現存する唯一の一体をアメリカから買い戻したもので、その額家が一軒建つくらい!
オルゴールのように凸凹のついた円盤を、動力部分に差し込んで動きを変えます。円盤を変えればいいので、その気になれば幾通りも動きを創作できるけれど、一つの動作を作るのに何ヶ月もかかるとのこと。想像に難くないですね。絵を描けるように改良したそうです。

甲冑武者人形は文献を元に復元。2年ほどかかったそうです。
巨大な段返り人形は、一段下りるのに3分ほどかかってしまうので、改良していきたいと言ってました。
物作りの原点ともいうべきからくり、昔の人の知恵も伝えると共に伝承していって欲しいですね。

■企画展【徳川将軍家の婚礼】

常設展示エリア内の5階企画展では【徳川将軍家の婚礼】が催されていました。将軍家へ降嫁した皇女和宮、
薩摩藩から嫁いだ篤姫の婚礼道具と実家が用意する『お先道具』、嫁ぎ先が用意する『婚礼道具』両方がありました。

お歯黒を塗る、爪を切る、口をすすぐ、耳を洗う、生活において所作に必要な道具が一つ一つ用意されています。
耳かき入れだけで、30センチは優に超える筆箱のような立派な蒔絵箱。耳かき入れるのにこんな大きな物を…と思うと、一体全体総量はどれだけ嵩張るのだ…考えるだけでうんざりします(笑)

以前、和宮様のためにわざわざ幕府が造ったという箱根の旧街道を通ったことを思い出しました。
和宮の品々はどこか雅な仕上げ。一方、篤姫へ拵えた物は武家らしく無駄な装飾がなく凜とした感じ。
艶やかな漆黒が、篤姫の屹然とした性質にとてもよく似合うなと思いました。
流鏑馬や茶道、全般に所作を教える小笠原流、またしてもここでも登場。
婚儀の際の設えや所作を教える『小笠原流諸礼大全』がありました。

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↑醤油が開発される前、様々な料理の用途に使われていた調味料「煎り酒」が売店にて販売

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↑弓射り童子のスケルトンも展示

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↑アンパンマンを書いてくれました!

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↑獅子舞です

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↑館内の茶房では、三囲り神社の近くの甘味屋「埼玉や小梅」の団子も提供


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すみだ北斎ミュージアム [和の催し]

●HP…http://hokusai-museum.jp/

続いて昨年11月に開館した【すみだ北斎美術館】へ。
入場券を求める待機列が外に飛び出していました。
「入場券はこちらです」と係が言っていても特にコンビニやプレイガイドでは前売りは買えないようなので、既に入場券を持っている列はないようでした。

事前に知ってはいましたが、建物の外観、私はダメ。
せっかく北斎なのに、和風にできなかったのか?
長屋や古民家とまでは言わずとも、『江戸東京たてもの園』にあるような、和洋折衷な物でもいいのに。せめて高橋是清邸のような。まぶしいくらいのピッカピカの建物は、旧津軽藩邸の公園敷地内にあり、ブランコや砂場などの遊具ともミスマッチ。

もちろん江戸城のような建物でもミスマッチだと思うから、思い切って遊具も木製などにしたりして、景観を一致させても良かったのではと思う。それだったら【江戸NOREN】と相乗効果も期待できるのに、と思うのは私だけでしょうか。

また、他のブロガーさんも書いていましたが、動線が悪く、企画展は4階と3階に分かれています。
4階から先で3階が後なので、常設を見るためにまた四階に戻らなくてはなりません。
(※企画展のチケットで常設も鑑賞できます)

地下にロッカーがあるのですが、そこへ続く螺旋階段は幅が狭くとても急旋回で、そのため内側がとても狭く人一人すれ違うのがやっとです(エレベーターでもいけますので、足の悪い方はそちらをおすすめします)。
3、4階のトイレも狭く、内開きなのですが便器の前に立つとドアとの隙間がわずかしかありません。
身を引かなければなりません。地下のトイレは広いのでそちらをおすすめします。
有名な建築家ということですが、不自由を感じる設計でした。

■企画展【北斎の帰還】

いきなり批判になってしまったので本題に戻ります。
第1章「北斎の描いたすみだ」では、美術館のある両国の風景と重なって、江戸の情景が目に浮かぶようでした。
『隅田川八景』では、絵によって現在は埋め立てられた土地がはっきりとわかって、「ここは昔川だったんだなぁ」などと思いにふけります。原はぽっかりと浮かぶ島のようですね。吉原に続く一本道が非常に幻想的。

特に三囲神社はよく登場するので、本当に地元に愛されていた風景なんだなぁと思います。
江戸三座のある待乳山聖天も頻繁に描かれます。境内は江戸浅草界隈では高い方だったのでしょうね。鳥瞰図で頭だけ出ている姿もよく描かれています。

「幻の絵巻」、『隅田川両岸景色図巻』では、上記の情景がたっぷり堪能でき、北斎と一緒に本所~浅草を散策しているような気分になります。

里帰りした肉筆画以外は、刷りの状態があまりよくないものが多々ありました。
『ひゃく物語 皿屋敷』などはその一例だと思います。それも含めて浮世絵の歴史・事実だと思うので、褪せた色も味の一つですね。

江戸の風景とともに、蛇や龍、鮟鱇などの動物の描写も秀逸。
私、自然を愛でる気持ちが滲み出ているような北斎の描く動物たちが大好き。
北斎漫画の一部も展示。人間、動植物の描き方指南、風景の手引きなども手がけ、イラストの教科書のような人ですね~。
ちなみに北斎の著書の全てはデータベース化され、常設展のタッチパネルで全て閲覧することができます。

●常設展


常設展は、ワンフロアで20数点くらいしかなかったんじゃないだろうか。
解説はタッチパネルで読みますが、四つ一組ぐらいの情報と解説が一つに入っているので、誰かが操作していると読めない仕様。とはいえ企画展より人はいないので、タッチパネルが空くまでにそれほどは待ちませんでした。

北斎の年齢ごとに作品を展示しているので、彼の多彩ぶりがよ~~くわかります。
前述しましたが全著書を閲覧できるのがいいですね。
中央にある北斎クイズは、皆夢中で操作しているので、閉館までに触ることはできませんでした。
企画展の「富嶽百景」の赤富士と「百ものがたり 皿屋敷」がだぶっていました。
浮世絵は褪せていく物なので、同じ刷り物をいくらでも収集しておくことはいいと思います。

ちなみに北斎の母親は、あの吉良上野介の家臣・小林平八郎の孫であるという。小林平八郎は敵方とはいえ歌舞伎でも扱いが大きく「敵ながらあっぱれ」という扱いを受けている立派な侍ですね。晩年、北斎自身が周囲に語っていたそうです。

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↑常設入り口にある、復元された北斎の奉納額。再生ドキュメンタリーも上映


●ミュージアムショップ


企画展の本だけでなく、富嶽三十六景などの本の取り扱いをもっと増やして欲しいなぁと思いました。
土産物は墨田の職人などが扱う品物があり、江戸NORENとちょっとかぶります。
また江戸NORENでも北斎クッキーなどを扱っていました。連携をとっているようですね。
区が運営していることもあり、飲食店などは利権が絡むから併設しなかったのでしょうか。
甘味処や食べ物屋などがもっと増えて、町全体がどんどん活気づいて欲しいなと思います。

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↑頭巾を被ったふくろうが可愛らしい

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↑富士山をイメージしているのだろうか


江戸NOREN

2回目の江戸NOREN。今回は東京の蔵元の造る日本酒を気軽に頂ける【東京商店】と、【居酒屋 源ちゃん】へ。
300円の自販機で色々飲めて面白い。つまみは店内で購入できて、酔わないようにちゃんと水の用意もあります。
源ちゃんはいつもの「ちょい飲みセット」で安心価格。江戸NOREN、癖になりそうです。

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アートアクアリウム [和の催し]

気がついたら10周年のアートアクアリウム。
最初からアートアクアリウムではなく、六本木ヒルズのスカイアクアリウムから始まったんですね。
ヒルズの方も夏の代名詞のようになりつつあってしってはいたのですが、同じ方のイベントだったんですね。

五年前のコレド室町のアートアクアリム展では、壁に嵌め込まれた水槽をすごい混雑のなか眺めていった記憶があるが、今回は円錐形の水槽にいれられて、全方向から眺められるディスプレイ。面張力が美しいといったら変ですが、瑞々しさを感じます。

水槽には硝化細菌という生物を入れていて、浄化させて清潔に保っているそうです。
ジャンボオランダなどの水槽には、ハゼ科のような形をした小さな魚も一緒に入れられていました。
どんな役割を持っているか知らないけれど金魚たちにぱくついていたから、寄生虫でも食べてるのかな?

それにしても相変わらず天頂眼の破壊力は凄い。魚ギョッとしますねー(笑)。
水泡眼も負けず劣らず…目の下の皮は水に揚げられても、あのままパーンと張っているのだろうか?
それともへなへな~と、しぼむのだろうか?
とっても繊細に見えるのに、当の金魚たちは皮をぶつけ合って泳いでいるから驚いた。
破裂しそう…とオロオロしているのは人間だけなのかも(笑)

「超・花魁」も蓮の花を模した水槽もきらびやか。「花魁」は彼女らが挿していたかんざしを象っているのかな?と思いました。

しかし照明がちょっとディスコというか、バブル時代の感覚で、あまり眺めているとくらくらします。
クリエイターがバブル世代なんでしょうか。
同僚が「香港や中国で開催したら受けそう」と言ってたけど、そうかも。

切子の大皿に一匹の金魚と水草の浮かぶ展示が、高級感があり気に入りました。
屏風の展示は五年前もありましたが、いいですね。ぼんやりと眺めていられます。

なんにしても1000円で楽しめるのはいい。これが1500円…と考えると躊躇してしまうけど。

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↑入口は暖簾をくぐり

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↑力士みたいで可愛い

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↑出会うと不吉な予感しかしない天頂眼

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↑エサが口に届くのか・・・心配になる水泡眼

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↑いわゆる出目金ってやつですね

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↑春夏秋冬のうつろう日本が影絵で投影される

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↑一番のお気に入り

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↑沈められた切子の中に、隠れている金魚がおわかりになるだろうか

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